先輩1. 南慎太朗 (修士2年)

1. どんな研究をしていますか?
研究テーマ: 蛋白質の立体構造予測 及び その手法を応用した蛋白質構造変化の研究
このテーマ選んだ理由:
 ・ 基礎的で重要だけど、まだまだわからないことだらけである。
 ・ テーマやゴールがわかりやすく、やりがいがある。
やっていること: プログラミング、種々のシミュレーションと解析、論文読み書き、ソフトボール、フットサル、バドミントン、遅刻
2. この研究室を選んだ理由は何ですか?
 スタッフの方々の人柄、研究室の雰囲気
3. この研究室に入ってよかったことは何ですか?
 ・ 研究テーマがおもしろい、この研究室で生物物理を知って本当に良かった。
 ・ 時間の拘束があまりなく、自分のスタイルで研究ができる。
 ・ 設備、スタッフ、仲間、あらゆる面で環境が良い。
4. コメント
笹井研は本当にあらゆる面で恵まれていて、素晴らしく環境が良いです(と思います)。今の研究室に、ぼくは非常に満足しています。
 ちなみにぼくは研究室に来るまでは生物に関する知識が何一つありませんでした。生物学といえば、なんとなく博物学のような、というか分類学のような、というか、平たく言ってあまり面白くない学問かと漠然と考えていました。 当然それは間違いで、生物物理とは生命現象の基本的な部分にある物理を見出し、モデリングし、解く、という非常にかっこいい学問でした。 なんだかよくわからない「生命」というおばけを、ミクロな物理現象でデザインされた本当によくできたシステムだな、と少しだけイメージできた時から、「これは、かなりおもしろい。」と、ぼくはどっぷりはまっています。  

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先輩2. 山浦雅弘 (修士2年)

1. どんな研究をしていますか?
 タンパク質の立体構造を計算機シミュレーションを用いて予測をしています。
 独自のプログラムを作ったり、タンパク質データベースから様々な情報を集めたりしています。
2.この研究室を選んだ理由は何ですか?
 ・ 生物に興味があったから。
 ・ コンピュータをバリバリ使いたかったから。(この研究室には大量にコンピュータがあるから)
3.この研究室に入ってよかったことはなんですか?
 ・ 大規模なプログラムを作れること。
 ・ コンピュータに囲まれた生活を送れること。
 ・ 人の仕組みについて少し詳しくなれること。

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先輩3. 永井徹郎 (修士1年)

1.どんな研究をしていますか?
 シアノバクテリアが持つ、概日リズムについて研究をしています。 バクテリアのような非常に小さくシンプルな生物から人間のような複雑な生物まで幅広く存在している概日リズムに興味を持ちました。 今現在は、この研究の最先端を行く理学研究科の近藤研のみなさんにお世話になりつつ、実験を学んだり、生物についての知識を蓄えている最中です。 ゆくゆくは、自分で実験をしてそのデータを基にモデルを作ってシミュレーションしたいと考えています。
2.この研究室を選んだ理由は何ですか?
 ソフトマターの研究がしてみたかったから。
3.この研究室に入ってよかったことはなんですか?
 良い意味で放っとかれること。自分でタスクを見付け、処理できている限り、つまり能動的に研究できている限り、それほど心配されない。 僕の場合、その方がやりやすいので。
4.コメント
 生物の知識がなくても、コンピュータをあんまり触ったことがなくても、逃げずにちゃんとやりきる覚悟があれば決してできない研究分野ではないです。 また、いろいろ自分でテーマやアイデアを出せる人は寛大な教授陣がその考えを採用してくれると思うので是非笹井研に来てください。

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先輩4. 澤田賢吾 (修士1年)

1.どんな研究をしていますか?
 タンパク質の立体構造予測について研究をしています。1次元的なアミノ酸配列の情報の中に、3次元的な立体構造の情報が含まれている。 というところに面白さを感じてこのテーマを選びました。日頃は一日中モニターを見ています。週に1、2回は運動もします。
2.この研究室を選んだ理由は何ですか?
 研究室の人達の雰囲気が好きだったからです。
3.この研究室に入ってよかったことはなんですか?
 多くの素敵な人達に出会えたことです。
4.コメント
 研究室に入るまでは生物についての知識は皆無だったし、プログラミングも授業で少しやった程度でしたが、 それでも今は毎日楽しく研究できているので、その辺りは全く心配いりません。やる気のある人にはこれ以上の研究室はないので是非入ってきてください。

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先輩5. 澤藤俊平 (修士1年)

1. どんな研究をしていますか?
 タンパク質はアミノ酸が数珠つなぎになって形成されています。天然のアミノ酸は20種類で、これらの組合せによって様々な構造や形を作り出しています。 しかし、その構造構築のメカニズムは解明されておらず、コンピュータシミュレーションによってアミノ酸配列からタンパク質の立体構造を再現しメカニズムを明かすという研究をしています。 タンパク質の立体構造を再現するという分かりやすく、おもしろく、かつやりがいのある研究だと思ったのでこのテーマに進みました。日頃は理論系の人はみなさんそうだと思うのですが、デスクワークです。
2. この研究室を選んだ理由は何ですか?
 私の場合、研究室見学のときに研究テーマを決めていたのでやりたいことをやるために笹井研に入ったというところでしょうか。
3. この研究室に入ってよかったことはなんですか?
 ・ やりたいことができる!
 ・ 先生や、先輩がいい人で雰囲気がいい!
 ・ 机が広くて、きれい!
 ・ 部屋の荷物が少ない!
 ・ サーバーがカッコいい、そして強力!
 ・ 自分の家より性能の良いパソコンを与えてくれた!
4. コメント
 AMD派の方、優遇します。

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先輩6. 村上博紀 (修士2年)

1.どんな研究をしていますか?
 ・ テーマ
   →遺伝子ネットワークの確率ダイナミクスの数値解析
 ・ このテーマを選んだ理由
    →遺伝子?+ネットワーク?+確率的?=なんかおもしろそう!?
 ・ 日頃していること
    →プログラムを書いたり、議論をしたり、落ち着くために素数を数えたり…
2.この研究室を選んだ理由は何ですか?
 21世紀は生命科学の時代だぁぁ!!!と思ったためです。
3.この研究室に入ってよかったことはなんですか?
 スタッフの方々を含めメンバーがステキな人ばかりなこと、みんなで運動できること、意外とジョジョラーが多いこと
4.コメント
 気さくな人ばかりで楽しい研究室だと思います。一度来ていただけるときっと言葉でなく心で理解できると思います。

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先輩7. 岡部ゆりえ (博士3年)

1.どんな研究をしていますか?
(1)「細胞周期の遺伝子-タンパク質ネットワークのダイナミクスの解析」
 細胞分裂の分子機構は酵母からヒトまで全ての真核生物で共通ですが、これはこの仕組みが非常に安定であるためだと考えられています。 この研究プロジェクトでは、物理学的な視点からその安定性が生み出されるメカニズムを解析しました。 具体的には、200編以上の実験の論文を調べて数理モデルを構築し、約270変数を含む連立常微分方程式を立て、それを数値シミュレーションで解いて、結果を分析しました。 解析では、ゆらぎ、リミットサイクル、アトラクター、安定点などという言葉が出てきます。

(2)「遺伝子発現の揺らぎと応答を記述する理論的手法の開発」
 量子力学や非平衡統計物理学の考え方を応用して、遺伝子発現のノイズの性質や応答性を現す物理量(相関関数、応答関数)などを解析的に計算する手法を開発しました。 普通、複雑で難しい数式は数値シミュレーションで解きますが、この手法のように手計算だけで式を変形して目的の物理量を導くことができれば、数値シミュレーションよりも格段に多くの情報が得られます。 この研究プロジェクトでは、この手法を発展させて遺伝子ネットワークの確率ダイナミクスを記述するための理論的枠組みを作ることを目指しています。

(3)「胚発生における遺伝子発現の空間的パターンの制御機構の解析」
ショウジョウバエ(胚発生の代表的モデル生物)の胚発生において、1つの受精卵のどの部分が体のどの部分になるのかは、受精卵内部の遺伝子発現の空間パターンによって決まっています。 この研究プロジェクトでは、受精卵内部の遺伝子発現の空間パターンが正確に制御される仕組みを明らかにします。
 手法的には、解析的理論の構築と数値シミュレーションの両方を行っています。解析的理論では、研究プロジェクト(2)で開発した手法を拡張した理論を作っています。 数値シミュレーションでは、3次元の反応拡散シミュレーション(メッシュ数:4万3千個)を行っています。

2.この研究室を選んだ理由は何ですか?
 笹井さんの授業が面白かったし、研究内容に魅力を感じたから。
3.この研究室に入ってよかったことはなんですか?
 スタッフの人柄や研究室の雰囲気がいい。自由度が高い。研究が面白くてやりがいがある。研究環境が充実している。
4.コメント
 若手を積極的に応援し、いろんなチャンスを与えてくれる研究室です。 スタッフが「学生にとって居心地のよい研究室環境」を作るように配慮してくれるので、研究室の雰囲気もいいし研究環境も充実しています。 いろんな面で学生のやる気に応えてくれる素晴らしい研究室だと思います。
 ちなみに私が当研究室の筋トレ部、歩き部、ソフトボール部、フットサル部の創設者です。 研究でもスポーツでも女性が活躍できる研究室なので、女性の方もぜひ入ってきてください!

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