勉強
Q1. どんな科目を勉強しておいたらいいですか?
学部で勉強する科目はどれも大切です。
最先端の研究は往々にして学際的で、一見研究とは関係なさそうな科目が意外なところで必要になってきます。
他の人が思いつかないような新しい発想によって、斬新な切り口で新しい原理や機構を解明するためには、
幅広い分野の基礎力を培うことも大切です。
以上のことをしっかり心に刻んだ上で、授業ではとくに統計力学と熱力学をしっかり勉強しておいてください。 機会があれば、プログラミング、分子生物学、反応速度論なども勉強しておくとよいでしょう。 鉛筆と紙でガリガリ計算するような解析的理論を作りたい人は、上に挙げたもの以外に 量子力学や非平衡物理学なども重要になってきます。
応用物理コース、計算理工学専攻の学生は、当研究室のスタッフが担当している授業を受けるとよいでしょう。
以上のことをしっかり心に刻んだ上で、授業ではとくに統計力学と熱力学をしっかり勉強しておいてください。 機会があれば、プログラミング、分子生物学、反応速度論なども勉強しておくとよいでしょう。 鉛筆と紙でガリガリ計算するような解析的理論を作りたい人は、上に挙げたもの以外に 量子力学や非平衡物理学なども重要になってきます。
応用物理コース、計算理工学専攻の学生は、当研究室のスタッフが担当している授業を受けるとよいでしょう。
Q2. プログラミングができないと駄目ですか?
配属されてからプログラミングの基礎を学ぶので、今できなくても心配ありません。
これまで配属された人たちも、プログラミング経験が全くないか、
授業で1コマ学んだことがあるという程度の人が多いです。
経験があるに越したことはありませんが、未経験者でも自分で勉強したり先輩やスタッフに
手ほどきを受けたりしながらちゃんとできるようになります。
当研究室に興味があってやる気のある人は、C言語やFortranの入門書を買って実際にプログラムを組む練習を してみるとよいでしょう。本はたくさん出版されているので自分のレベルや感性に合ったものを選べばよいのですが、例えば
当研究室に興味があってやる気のある人は、C言語やFortranの入門書を買って実際にプログラムを組む練習を してみるとよいでしょう。本はたくさん出版されているので自分のレベルや感性に合ったものを選べばよいのですが、例えば
- 柴田望洋,『明解C言語 入門編』,『明解C言語 実践編』,SoftBank Creative
- 柴田望洋,『図解C言語 ポインタの極意』,SoftBank Creative
- 竹内則雄,平野広和,『FORTRAN77とFortran90』,森北出版
Q3. パソコンが苦手でも大丈夫ですか?
大丈夫です。パソコンに詳しい人たちがたくさんいるので、分からないことがあれば教えてもらえますし、
困ったことがあれば助けてもらえます。パソコンは研究室で使っているうちに自然と知識が身についてくるので、
今苦手だからといって心配しなくても大丈夫です。
Q4. 生物を勉強したことがないと駄目ですか?
配属されてから4年生ゼミで生物学の基礎を勉強するので、心配しなくても大丈夫です。
これまでに配属された先輩たちも、高校や学部で生物を勉強したことがないという人がほとんどです。
当研究室では、4年生ゼミ(4年前期)で分子生物学を全般的に大まかに勉強し、
その後は個人個人で自分の研究テーマに関連したある程度限られたトピックスについての勉強を深めていく形になります。
当研究室に興味があってやる気のある人は、本屋さんに生物物理学や分子生物学の入門書がたくさんあるので、 自分にあったものを買って読んでみるとよいでしょう。例えば
当研究室に興味があってやる気のある人は、本屋さんに生物物理学や分子生物学の入門書がたくさんあるので、 自分にあったものを買って読んでみるとよいでしょう。例えば
- 石川雅之,『もやしもん』,講談社
- 平山令明,ブルーバックス 『分子レベルで見た体のはたらき』,講談社
- 日本生物物理学会, ブルーバックス 『新・生物物理の最前線』,講談社
- 柳田敏雄,岩波講座物理の世界(物理と情報7)『生物分子モーター』,岩波書店
- 大沢文夫,『飄々楽学』,白日社
- H.F.ジャドソン,『分子生物学の夜明け』,東京化学同人
- E. シュレディンガー,『生命とは何か?』, 岩波書店
- 湯川秀樹 他,岩波講座 現代物理学の基礎第2版8 『生命の物理』,岩波書店
- 笹井理生,非線形科学シリーズ 『蛋白質の柔らかなダイナミクス』,培風館 (近日出版予定)
Q5. 英語力はどれくらい必要ですか?
基本的な読み書きとコミュニケーション能力は身につけておいた方がよいでしょう。
4年生でも普段読む論文は全て英語で書かれているので、英語を読む機会は多いです。
修士以上の学生になると、国際会議で発表する機会もあり、そういう時は英語で要旨を書いたり
プレゼンをしたりすることになります。また、卒業論文、修士論文は日本語で書く人が多いのですが、
投稿論文は英語で書くことになります。
上のように書くと、英語が苦手な人は不安に思うかもしれませんが、研究で必要な英語は だいたいパターンが決まっているので、数をこなして慣れていけば大丈夫です。 例えば論文を読むにしても、簡単な構文を使った分かりやすい英語で書かれているので、 専門用語さえ覚えてしまえば文章を読むこと自体は難しくありません。 必要とされる英語力は、たぶんどこの研究室でも大差がないと思います。
上のように書くと、英語が苦手な人は不安に思うかもしれませんが、研究で必要な英語は だいたいパターンが決まっているので、数をこなして慣れていけば大丈夫です。 例えば論文を読むにしても、簡単な構文を使った分かりやすい英語で書かれているので、 専門用語さえ覚えてしまえば文章を読むこと自体は難しくありません。 必要とされる英語力は、たぶんどこの研究室でも大差がないと思います。